Vtuber向けPC ゲーム配信併用ならどう選ぶ?

目次

Vtuber活動とゲーム配信を両立させるPCスペックの考え方

Vtuber活動とゲーム配信を両立させるPCスペックの考え方

配信とゲームを同時処理する負荷を理解する

Vtuber活動でゲーム配信を行う場合、PCには通常のゲームプレイ以上の負荷がかかることを理解しておく必要があります。

ゲーム本体の描画処理に加えて、3Dアバターのトラッキング処理、配信エンコード、音声処理、チャット管理ツールなど、複数のアプリケーションを同時に動かすことになるからです。

この多重タスク環境では、CPUとGPUの両方に高い処理能力が求められます。

特にVtuberのアバター表示にはVTube StudioやAnimaze、3teneといったソフトウェアが使われますが、これらは想像以上にGPUリソースを消費することが分かっています。

さらに配信ソフトのOBS StudioやStreamlabs OBSでエンコードを行うと、CPUまたはGPUのどちらかに大きな負担がかかってしまいますよね。

Vtuber配信用PCでは、ゲーミングPC以上のマルチタスク性能が必要というのが結論です。

単にゲームが動けばいいというわけではなく、配信品質を維持しながらゲームのフレームレートも確保する、このバランスが特に重要。

なぜなら、視聴者はカクついた配信や音ズレした映像を見続けることはないからです。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

配信方式によって変わる必要スペック

配信の方式によって求められるPCスペックは大きく変わります。

YouTubeやTwitchへの配信では、1080p60fpsが標準的な品質として求められるようになっていますが、より高画質な1440p配信や4K配信を目指す配信者も増えています。

配信ビットレートが高くなるほど、エンコード処理の負荷は増大します。

OBS Studioでx264エンコーダーを使用する場合はCPUに、NVENCやAMF、AV1エンコーダーを使用する場合はGPUに負荷が集中するため、どちらのエンコード方式を選ぶかでパーツ選びの優先順位が変わってくるわけです。

さらにVtuberアバターの品質も考慮する必要があります。

Live2Dモデルは比較的軽量ですが、3Dモデル、特に高ポリゴンのVRMモデルを使用する場合は、GPUへの負荷が一気に跳ね上がります。

アバターの表情トラッキングにウェブカメラを使うのか、iPhoneのFace IDを使うのか、VR機器を使うのかによっても、必要な処理能力は変動するんです。

グラフィックボードの選び方

グラフィックボードの選び方

NVIDIA GeForce RTX 50シリーズの配信適性

Vtuber配信用のグラフィックボードとして、GeForce RTX 50シリーズは最適な選択肢といえます。

RTX 50シリーズはBlackwellアーキテクチャを採用し、第4世代RTコアと第5世代Tensorコアを搭載することで、レイトレーシング性能とAI性能を大幅に向上させています。

配信者にとって特に注目すべきは、DLSS 4とニューラルシェーダへの対応です。

DLSS 4はAIを活用したアップスケーリング技術で、低解像度でレンダリングしたゲーム映像を高解像度に引き上げることができるため、GPUの負荷を抑えながら高画質な映像を配信できます。

これにより、ゲーム処理とアバター表示、配信エンコードを同時に行っても、フレームレートの低下を最小限に抑えられるわけです。

NVENCエンコーダーの性能も見逃せません。

RTX 50シリーズのNVENCは、CPUをほとんど使わずに高品質な配信エンコードを実行できるため、CPUリソースをゲームやアバタートラッキングに集中させることができます。

特にAV1エンコードに対応しているため、同じビットレートでもH.264より高画質な配信が可能になっています。

Reflex 2による低遅延対応も配信者には嬉しい機能。

FPSゲームやアクションゲームを配信する際、入力遅延が少ないほど快適なプレイができますし、視聴者にもキレのある動きを見せられます。

GDDR7メモリとPCIe 5.0対応により、最大1.8TB/sの高速帯域を実現しているため、4K配信を視野に入れている配信者にも対応できる性能です。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48952 102087 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32323 78189 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30314 66860 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30237 73535 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27309 69032 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26648 60329 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22068 56885 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20026 50558 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16649 39431 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16080 38257 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15942 38033 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14718 34972 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13817 30905 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13274 32409 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10880 31790 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10708 28628 115W 公式 価格

配信用途での具体的なモデル選択

GeForce RTX 50シリーズの中で、Vtuber配信に最もバランスが取れているのはGeForce RTX 5070Tiでしょう。

このモデルは1080p配信はもちろん、1440p配信でも余裕を持って対応できる性能を持っています。

最新のAAAタイトルを最高設定でプレイしながら配信しても、フレームレートの低下は最小限に抑えられます。

予算を抑えたい場合はGeForce RTX 5060Tiが選択肢に入ります。

1080p60fps配信であれば十分な性能を発揮しますし、DLSS 4を活用すれば重量級ゲームでも快適に配信できます。

ただし4K配信や1440p高フレームレート配信を考えているなら、やや力不足を感じる場面もあるかもしれません。

より高品質な配信を目指すならGeForce RTX 5070も検討する価値があります。

RTX 5070TiとRTX 5060Tiの中間に位置するモデルで、コストパフォーマンスに優れています。

1440p配信でも安定したパフォーマンスを発揮しますし、将来的に4K配信に移行する可能性がある方にもおすすめ。

最高峰の配信品質を求めるなら、GeForce RTX 5080やRTX 5090という選択肢もありますが、Vtuber配信用途では正直ここまでの性能は必要ないでしょう。

むしろ予算をCPUやメモリ、配信環境の整備に回した方が、トータルでの配信品質向上につながります。

AMD Radeon RX 90シリーズという選択肢

AMD Radeon RX 90シリーズも配信用途では有力な選択肢です。

RDNA 4アーキテクチャとTSMC 4nm製造プロセスにより、電力効率と性能のバランスが向上しています。

3rd世代レイトレ加速器と2nd世代AIアクセラレータを搭載し、FSR 4という機械学習ベースのアップスケーリング技術に対応しているのが特徴。

Radeon RX 9070XTは、GeForce RTX 5070Tiに匹敵するほどの性能を持ちながら、価格面で優位性があることが多いです。

AMFエンコーダーを使用した配信も可能で、NVENCほどではないものの、十分な品質で配信できます。

特にAMD製CPUと組み合わせた場合、Smart Access Memoryなどの機能により、さらなる性能向上が期待できるんです。

ただしVtuberソフトウェアの最適化は、NVIDIAのCUDAに対応したものが多いという現実があります。

VTube StudioやAnimazeなどの主要ソフトは、NVIDIA GPUでの動作を前提に開発されているケースが多く、Radeonでは一部機能が使えなかったり、パフォーマンスが出にくかったりする場合もあります。

配信エンコードに関しても、OBS StudioのAMFエンコーダーはNVENCと比較すると、同じビットレートでの画質がやや劣るともいわれています。

とはいえ、視聴者が明確に違いを認識できるレベルではないため、予算を抑えたい方や、AMD環境で統一したい方には十分に検討する価値があるでしょう。

グラフィックボード 推奨用途 配信解像度 価格帯 特徴
GeForce RTX 5070Ti 高品質配信 1080p~1440p DLSS 4対応、NVENC高品質
GeForce RTX 5070 バランス重視 1080p~1440p 中高 コスパ良好、将来性あり
GeForce RTX 5060Ti 予算重視 1080p 入門に最適、DLSS 4対応
Radeon RX 9070XT コスパ重視 1080p~1440p 中高 FSR 4対応、価格優位性
Radeon RX 9070 予算重視 1080p AMD環境に最適

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GC
【ZEFT R60GC スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GW

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GW
【ZEFT R60GW スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GW

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7970Li/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7970Li/S9
【SR-ar7-7970Li/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar7-7970Li/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GH

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GH
【ZEFT R61GH スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61GH

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52BA

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52BA
【ZEFT Z52BA スペック】
CPUIntel Core i7 14700KF 20コア/28スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52BA

CPUの選び方

CPUの選び方

Intel Core Ultra 200シリーズの配信性能

Vtuber配信用のCPUとして、Intel Core Ultra 200シリーズは非常に魅力的な選択肢になっています。

最新のLion CoveとSkymontアーキテクチャを採用したチップレット構成により、マルチタスク性能が大幅に向上しているからです。

Core Ultra 7 265Kまたは265KFが、Vtuber配信用途では最もバランスの取れた選択といえます。

このCPUは高性能コアと高効率コアを組み合わせた設計で、ゲーム処理は高性能コアが、配信エンコードやバックグラウンドタスクは高効率コアが担当することで、効率的な負荷分散を実現しています。

NPUを統合してAI処理を強化している点も見逃せません。

Vtuberのアバタートラッキングや表情認識には、AI処理が多用されるため、NPUによる処理の高速化は配信品質の向上に直結します。

13TOPSのAI処理能力は、リアルタイムでの表情トラッキングをスムーズに行うのに充分ですが、より高度なAI処理を求めるなら上位モデルも視野に入れる必要があるかもしれません。

Thunderbolt 4やPCIe 5.0などの高速I/Oを内蔵しているため、高速ストレージやキャプチャーデバイスとの接続もスムーズです。

配信用の外部機器を多数接続する場合でも、帯域不足に悩まされることはないでしょう。

性能効率重視の設計により、発熱が抑制されているのも配信用PCには嬉しいポイント。

長時間配信でもサーマルスロットリングが起きにくく、安定したパフォーマンスを維持できます。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43294 2470 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43046 2273 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42072 2264 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41361 2362 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38815 2082 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38739 2053 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37498 2360 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37498 2360 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35859 2202 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35717 2239 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33958 2213 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33095 2242 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32725 2106 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32614 2198 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29426 2044 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28708 2160 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28708 2160 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25599 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25599 2180 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23221 2217 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23209 2096 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20977 1863 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19620 1941 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17834 1820 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16139 1782 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15377 1986 公式 価格

AMD Ryzen 9000シリーズの配信適性

AMD Ryzen 9000シリーズも、Vtuber配信用途では非常に優秀な選択肢です。

Zen 5アーキテクチャの採用により、IPCが向上し、マルチスレッド性能も大幅に強化されています。

配信用途で特に注目すべきはRyzen 7 9800X3Dでしょう。

3D V-Cacheを搭載したこのモデルは、ゲーム性能が極めて高く、同時に配信エンコードも余裕でこなせる処理能力を持っています。

大容量のキャッシュにより、ゲームデータへのアクセスが高速化され、フレームレートの向上と安定性の確保が実現されているんです。

予算を抑えたい場合はRyzen 7 9700Xも十分な性能を発揮します。

X3Dモデルほどのゲーム性能はありませんが、配信エンコードとゲームプレイの同時処理には充分な能力があります。

コストパフォーマンスを重視するなら、最も賢い選択かもしれません。

最高峰の性能を求めるならRyzen 9 9950X3Dという選択肢もあります。

16コア32スレッドという圧倒的なマルチスレッド性能に加え、3D V-Cacheによるゲーム性能の向上も期待できます。

複数のゲームを同時に起動したり、配信しながら動画編集を行ったりする、ヘビーなマルチタスク環境でも余裕を持って対応できるでしょう。

CPUエンコードとGPUエンコードの使い分け

配信エンコードをCPUで行うかGPUで行うかは、Vtuber配信において重要な選択です。

CPUエンコード(x264)は画質面で優れていますが、CPUに大きな負荷がかかるため、ゲームやアバター処理のパフォーマンスが低下する可能性があります。

一方、GPUエンコード(NVENCやAMF)は、CPUリソースをほとんど消費せずに配信エンコードを実行できます。

最新のNVENCエンコーダーは画質も大幅に向上しており、x264のmediumプリセットに匹敵する品質を実現しているともいわれています。

Vtuber配信では、ゲーム処理とアバター表示にCPUリソースを確保したいため、GPUエンコードを選択するのが基本戦略になります。

ただし、歌ってみた動画の配信や、ゲームをプレイしない雑談配信など、GPUへの負荷が低い配信スタイルの場合は、CPUエンコードを選択して最高画質を追求するのも効果的です。

配信内容に応じて、エンコード方式を使い分けることで、常に最適な配信品質を維持できます。

CPU コア/スレッド 推奨用途 価格帯 特徴
Core Ultra 7 265K/KF 20/20 バランス重視 中高 NPU搭載、発熱抑制
Core Ultra 9 285K/KF 24/24 ハイエンド 最高性能、AI処理強化
Ryzen 7 9800X3D 8/16 ゲーム特化 3D V-Cache、ゲーム最強
Ryzen 7 9700X 8/16 コスパ重視 バランス良好、低発熱
Ryzen 9 9950X3D 16/32 最高峰 最高 マルチタスク最強


メモリとストレージの選び方

メモリとストレージの選び方

DDR5メモリの容量と速度

Vtuber配信用PCでは、メモリ容量が配信品質に直結します。

ゲーム本体、配信ソフト、Vtuberソフト、ブラウザ、チャット管理ツールなど、多数のアプリケーションを同時に起動するため、メモリ不足は致命的なパフォーマンス低下を引き起こしてしまいますよね。

32GBのDDR5メモリが標準的な構成として推奨されます。

16GBでは最新のAAAタイトルをプレイしながら配信すると、メモリ使用率が90%を超えてしまい、スワップが発生してカクつきの原因になります。

32GBあれば、ほとんどの配信シーンで余裕を持って対応できるでしょう。

より高度な配信環境を構築するなら、64GBも検討する価値があります。

複数のゲームを同時に起動したり、配信しながら動画編集を行ったり、大量のブラウザタブを開いたりする場合は、64GBの大容量メモリが威力を発揮します。

特に3Dモデリングソフトや動画編集ソフトを併用する配信者には、64GBをおすすめしたいところ。

メモリ速度はDDR5-5600が主流になっています。

Intel Core Ultra 200シリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも、DDR5-5600をネイティブでサポートしているため、安定性と性能のバランスが最も優れています。

より高速なDDR5-6000やDDR5-6400も選択できますが、配信用途では体感できるほどの性能差は出ないため、標準的なDDR5-5600で充分と考えてよいでしょう。

SSDの容量と速度の選択

ストレージは配信の快適性に大きく影響します。

ゲームのロード時間が長いと、配信中に視聴者を待たせることになりますし、録画データの保存速度が遅いと、配信終了後の作業効率が低下してしまいます。

2TBのPCIe Gen.4 SSDが最もバランスの取れた選択です。

最新のAAAタイトルは100GB以上の容量を必要とするものも珍しくなく、複数のゲームをインストールすると、あっという間に1TBを超えてしまいます。

配信の録画データや切り抜き用の動画素材も保存することを考えると、2TBは最低限確保したい容量といえます。

PCIe Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、発熱が非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になります。

価格も高額なため、配信用途ではまだGen.4 SSDを選択するのが現実的でしょう。

Gen.4 SSDでも7,000MB/s程度の速度が出るため、ゲームのロードや録画データの保存には充分な性能です。

メーカー選びも重要なポイント。

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことで、長期間の安定動作が期待できます。

BTOパソコンを購入する際は、これらの人気メーカーのSSDを選択できるショップを選ぶのが賢明です。

データのバックアップ用に、セカンダリストレージとして4TBのSSDやHDDを追加するのも効果的です。

配信の録画データは容量が大きいため、メインSSDに保存し続けると、すぐに容量不足に陥ります。

定期的にセカンダリストレージに移動することで、メインSSDの空き容量を確保し、システムの動作速度を維持できるわけです。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56U

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56U
【ZEFT Z56U スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56U

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55WT

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55WT
【ZEFT Z55WT スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55WT

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S
【ZEFT Z56S スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57G

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57G
【ZEFT Z57G スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57G

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DC
【ZEFT Z55DC スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DC

冷却システムとケースの選び方

冷却システムとケースの選び方

CPUクーラーの選択基準

Vtuber配信では長時間の連続稼働が前提となるため、冷却システムの選択は極めて重要です。

CPUやGPUの温度が上昇すると、サーマルスロットリングが発生し、パフォーマンスが低下してしまいます。

視聴者には気づかれにくいかもしれませんが、フレームレートの微妙な低下や、配信のビットレート変動として現れることがあるんです。

Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズは、旧世代と比較して発熱が抑制されているため、空冷CPUクーラーでも充分な冷却性能を発揮します。

DEEPCOOLやサイズ、Noctuaといった人気メーカーの大型空冷クーラーを選択すれば、長時間配信でも安定した温度を維持できるでしょう。

冷却性能を最優先するなら、水冷CPUクーラーという選択肢もあります。

特に360mmラジエーターを搭載した大型の簡易水冷クーラーは、空冷では実現できない低温動作を可能にします。

DEEPCOOLやCorsair、NZXTの水冷クーラーは、静音性と冷却性能のバランスに優れており、配信中のノイズを気にする配信者にもおすすめ。

ただし水冷クーラーは、ポンプの動作音が気になる場合もあります。

高感度マイクを使用している配信者は、ポンプ音が配信に乗ってしまう可能性があるため、事前に動作音を確認しておくことが大切です。

また、水冷クーラーは定期的なメンテナンスが必要になるため、手間を避けたい方は空冷クーラーを選択した方が無難かもしれません。

PCケースの選び方とエアフロー

PCケースの選択は、冷却性能だけでなく、配信の見た目にも影響します。

Vtuber配信では、PCの外観を映すデスクツアー配信や、RGB LEDで彩られたゲーミング環境を見せる演出も人気があります。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースは、PCの内部を美しく見せることができるため、配信映えする環境を作りたい配信者に最適です。

NZXTやLian Li、Antecのピラーレスケースは、デザイン性と冷却性能を両立しており、見た目と実用性の両方を満たしてくれます。

デザイン性の高い木製パネルや、フロントパネルに高級木材を使用したケースも人気が上昇中です。

Fractal DesignやCorsair、Lian Liの木製パネルケースは、落ち着いた雰囲気の配信環境を演出できます。

ゲーミング感を抑えた、大人っぽい配信スタイルを目指す方には、こうしたケースが似合うでしょう。

スタンダードな側面1面が強化ガラス製でエアフローに優れたケースも、実用性重視の配信者には根強い人気があります。

DEEPCOOLやCOOLER MASTER、Thermaltakeのケースは、価格を抑えながらも充分な冷却性能を確保できます。

予算を他のパーツに回したい方には、こちらの選択が賢明です。

RGBゲーミングケースは、派手な演出を好む配信者に向いています。

CorsairやASUS、Fractal DesignのRGBケースは、多彩なライティングエフェクトで配信画面を華やかに彩ります。

ただし、RGB LEDの制御ソフトがバックグラウンドで動作するため、わずかながらシステムリソースを消費する点は理解しておく必要があります。

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンのメリットと選び方

Vtuber配信用PCを用意する方法として、BTOパソコンの購入は非常に合理的な選択です。

BTOパソコンは、パーツの相性問題を気にせず、保証付きで完成品を手に入れられるため、PC組み立ての経験がない方でも安心して導入できます。

BTOパソコンを選ぶ際は、カスタマイズの自由度が高いショップを選ぶことが重要です。

特にグラフィックボード、CPU、メモリ、ストレージは、配信品質に直結するパーツなので、自分の配信スタイルに合わせて選択できるショップが理想的。

人気メーカーのパーツを選べるショップなら、将来的なアップグレードもスムーズに行えます。

CPUクーラーやケースのカスタマイズができるかどうかも確認しましょう。

標準構成では空冷クーラーが搭載されていることが多いですが、冷却性能を重視するなら水冷クーラーにアップグレードできるショップを選ぶべきです。

ケースも、デザイン性や冷却性能にこだわりたいなら、複数の選択肢から選べるショップが望ましいでしょう。

納期も重要な要素。

配信デビューの日程が決まっている場合、納期が遅れると計画が狂ってしまいます。

BTOショップによって納期は大きく異なるため、注文前に必ず確認しておくことをおすすめします。

即納モデルを用意しているショップなら、急ぎの場合でも対応できる可能性が高いです。

自作PCのメリットと注意点

自作PCは、すべてのパーツを自分で選択できるため、配信環境に最適化されたPCを構築できます。

BTOパソコンでは選択できないニッチなパーツや、最新の高性能パーツをいち早く導入できるのも、自作PCの大きな魅力といえるでしょう。

ただし自作PCには、パーツの相性問題や組み立ての失敗リスクがあります。

特にメモリとマザーボードの相性、CPUクーラーとケースの干渉、電源容量の不足など、経験がないと見落としがちなポイントが多数存在します。

配信用PCは安定動作が最優先なので、自作に不安がある方は、BTOパソコンを選択した方が安全です。

自作PCのもう一つの注意点は、トラブル時のサポートがないことです。

BTOパソコンなら、不具合が発生した際にショップのサポートを受けられますが、自作PCは自分で原因を特定し、対処しなければなりません。

配信中にPCがトラブルを起こすと、視聴者を待たせることになるため、サポート体制の有無は重要な判断材料になります。

それでも自作PCには、コストパフォーマンスの高さという明確なメリットがあります。

同じ予算でも、BTOパソコンより高性能な構成を組めることが多いため、予算を最大限に活用したい方には自作PCが向いています。

また、パーツ交換やアップグレードの自由度も高く、将来的な拡張性を重視する方にもおすすめできる選択肢です。

配信スタイル別の推奨構成

配信スタイル別の推奨構成

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IM
【ZEFT Z55IM スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC
【ZEFT Z56AC スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56Y

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56Y
【ZEFT Z56Y スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860I WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56Y

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CU

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CU
【ZEFT Z55CU スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CU

FPS・アクションゲーム配信向け構成

FPSやアクションゲームの配信では、高フレームレートの維持が最優先事項になります。

視聴者は滑らかな映像を期待していますし、配信者自身も快適にプレイできる環境が必要です。

この用途では、GeForce RTX 5070TiとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせが理想的でしょう。

Ryzen 7 9800X3Dの3D V-Cacheは、FPSゲームで特に高いパフォーマンスを発揮することが分かっており、144fps以上の高フレームレート配信も余裕でこなせます。

GeForce RTX 5070TiのDLSS 4とReflex 2により、低遅延で高画質な配信が実現できるわけです。

メモリは32GB、ストレージは2TBのPCIe Gen.4 SSDを選択します。

FPSゲームは頻繁にマップデータを読み込むため、高速なSSDが必須です。

CPUクーラーは、長時間配信での安定性を考慮して、360mm簡易水冷クーラーを推奨します。

ケースはエアフローを重視したスタンダードなモデルか、RGBゲーミングケースが適しています。

FPS配信では派手な演出が好まれる傾向があるため、RGB LEDで彩られた環境は視聴者の目を引くでしょう。


RPG・オープンワールドゲーム配信向け構成

RPGやオープンワールドゲームの配信では、グラフィック品質と安定性のバランスが重要です。

美しい景色を視聴者に見せることが配信の価値になるため、高画質設定でのプレイが前提となります。

GeForce RTX 5070とCore Ultra 7 265Kの組み合わせが、コストパフォーマンスと性能のバランスに優れています。

Core Ultra 7 265Kのマルチタスク性能は、オープンワールドゲームの複雑な処理と配信エンコードを同時にこなすのに充分です。

GeForce RTX 5070のDLSS 4により、4K解像度でのプレイも視野に入れられます。

メモリは32GB、ストレージは2TBのPCIe Gen.4 SSDが標準構成です。

オープンワールドゲームは大容量のデータを扱うため、ストレージ速度が体感速度に直結します。

さらに録画データ保存用に、4TBのセカンダリSSDを追加すると、長時間配信でも容量不足に悩まされることはないでしょう。

CPUクーラーは大型空冷クーラーで充分ですが、静音性を重視するなら240mm簡易水冷クーラーも選択肢に入ります。

ケースは、デザイン性の高い木製パネルケースやピラーレスケースが、RPG配信の雰囲気に合うかもしれません。

雑談・歌配信向け構成

雑談配信や歌配信では、ゲーム処理の負荷が低いため、グラフィックボードの性能はそれほど重視されません。

その代わり、音声処理の品質とアバター表示の安定性が重要になります。

GeForce RTX 5060TiとRyzen 7 9700Xの組み合わせで、充分な性能を確保できます。

予算を抑えながらも、高品質なアバター表示と配信エンコードが可能です。

ゲームをプレイしない配信スタイルなら、この構成で不満を感じることはほとんどないでしょう。

メモリは32GB、ストレージは1TBのPCIe Gen.4 SSDで問題ありません。

雑談配信では大容量のゲームデータを保存する必要がないため、ストレージ容量は控えめでも大丈夫です。

ただし、歌ってみた動画の編集を行う場合は、2TB以上のストレージを推奨します。

CPUクーラーは標準的な空冷クーラーで充分です。

ケースは静音性を重視したモデルか、デザイン性の高い木製パネルケースが適しています。

雑談配信では落ち着いた雰囲気が好まれるため、派手なRGB LEDは避けた方が無難かもしれません。

配信スタイル GPU CPU メモリ ストレージ 特徴
FPS・アクション RTX 5070Ti Ryzen 7 9800X3D 32GB 2TB Gen.4 高フレームレート重視
RPG・オープンワールド RTX 5070 Core Ultra 7 265K 32GB 2TB Gen.4 画質と安定性重視
雑談・歌配信 RTX 5060Ti Ryzen 7 9700X 32GB 1TB Gen.4 コスパと音質重視

周辺機器との連携

周辺機器との連携

キャプチャーボードとの接続

Vtuber配信では、Nintendo SwitchやPlayStationなどの家庭用ゲーム機を配信する機会も多いでしょう。

その際に必要になるのがキャプチャーボードです。

キャプチャーボードは、ゲーム機の映像をPCに取り込むための機器で、配信用PCとの相性が重要になります。

最新のキャプチャーボードは、4K60fps入力に対応したモデルが主流になっています。

Elgato HD60 X、AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1、I-O DATA GV-4K60/PCIEなどが人気ですが、これらのデバイスは高速なデータ転送を必要とするため、PCのUSB 3.2 Gen2ポートやThunderbolt 4ポートに接続する必要があるんです。

Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズを搭載したPCなら、これらの高速インターフェースを標準で備えているため、キャプチャーボードとの接続で問題が発生することはほとんどないでしょう。

ただし、BTOパソコンを購入する際は、背面I/Oポートの構成を確認し、必要なポートが搭載されているかチェックすることをおすすめします。

マイクとオーディオインターフェース

配信の音質は、視聴者の満足度に直結する重要な要素です。

内蔵マイクやヘッドセットのマイクでは、ノイズが多く、プロフェッショナルな配信には不向き。

XLRマイクとオーディオインターフェースの組み合わせが、高音質配信の標準構成になっています。

Shure SM7BやAudio-Technica AT2020などのコンデンサーマイクは、Vtuber配信で広く使用されています。

これらのマイクをPCに接続するには、Focusrite Scarlett 2i2やYamaha AG03MK2といったオーディオインターフェースが必要です。

オーディオインターフェースは、USB接続でPCと繋がりますが、低遅延での音声処理を実現するには、ASIOドライバーのサポートが重要になります。

配信ソフトのOBS Studioは、ASIOドライバーに対応しているため、オーディオインターフェースを使用することで、音声の遅延を最小限に抑えられるわけです。

歌配信を行う場合は、リバーブやコンプレッサーなどのエフェクトをリアルタイムで適用できるオーディオインターフェースを選ぶと、より高品質な配信が可能になります。

TC-Helicon GoXLR MiniやRoland VT-4などは、配信者向けに設計されたオーディオインターフェースで、直感的な操作で音声エフェクトを調整できます。

トラッキングデバイスとの統合

Vtuberのアバター表情を制御するトラッキングデバイスも、配信品質を左右する重要な機器です。

ウェブカメラを使用した顔認識、iPhoneのFace IDを使用したフェイシャルトラッキング、VR機器を使用した全身トラッキングなど、選択肢がいくつもあります。

ウェブカメラによる顔認識は、最も手軽な方法です。

Logicool StreamCam C980やRazer Kiyo Proなどの高性能ウェブカメラを使用すれば、VTube Studioの顔認識機能で、表情をリアルタイムにアバターに反映できます。

ただし、照明環境に左右されやすく、暗い部屋では認識精度が低下してしまいますよね。

iPhoneのFace IDを使用したフェイシャルトラッキングは、より高精度な表情認識が可能です。

VTube StudioやAnimazeは、iPhoneアプリと連携して、Face IDのデータをPCに送信する機能を持っています。

Wi-Fi経由でデータを送信するため、PCとiPhoneが同じネットワークに接続されている必要がありますが、ウェブカメラよりも安定した認識精度を実現できます。

VR機器を使用した全身トラッキングは、最も没入感の高い配信スタイルです。

Meta Quest 3やVIVE XR Eliteなどのスタンドアロン型VRヘッドセットを使用すれば、PCへの負荷を抑えながら、全身の動きをアバターに反映できます。

ただし、VR機器の装着は長時間配信では疲労の原因になるため、配信スタイルに合わせて選択する必要があるでしょう。

配信ソフトウェアの設定と最適化

配信ソフトウェアの設定と最適化

OBS Studioの推奨設定

OBS Studioは、Vtuber配信で最も広く使用されている配信ソフトウェアです。

無料で高機能、プラグインによる拡張性も高く、初心者からプロまで幅広く支持されています。

OBS Studioの設定で最も重要なのは、エンコーダーの選択です。

NVIDIA GPUを搭載している場合は、NVENCエンコーダーを選択するのが基本になります。

設定画面の「出力」タブで、エンコーダーを「NVIDIA NVENC H.264」または「NVIDIA NVENC AV1」に設定しましょう。

AV1エンコーダーは、H.264よりも高画質ですが、対応している配信プラットフォームが限られているため、YouTubeやTwitchで配信する場合はH.264を選択するのが無難です。

ビットレートの設定も重要。

1080p60fps配信の場合、6000~8000kbpsのビットレートが推奨されます。

回線速度に余裕がある場合は、8000kbpsに設定することで、より高画質な配信が可能になります。

ただし、視聴者の回線速度も考慮する必要があるため、極端に高いビットレートは避けた方がよいでしょう。

プリセットは「Quality」または「Max Quality」を選択します。

NVENCエンコーダーの最新バージョンでは、これらのプリセットでもCPU使用率はほとんど上がらないため、画質を優先して問題ありません。

キーフレーム間隔は2秒(60fpsの場合は120フレーム)に設定することで、配信プラットフォームとの互換性を確保できます。

VTube Studioの最適化

VTube Studioは、Live2DモデルをVtuberアバターとして使用するための定番ソフトウェアです。

軽量で動作が安定しており、多くのVtuberに愛用されています。

VTube Studioの設定で注意すべきは、フレームレートの上限です。

デフォルトでは60fpsに設定されていますが、配信用PCのスペックに余裕がある場合は、120fpsに引き上げることで、より滑らかなアバターの動きを実現できます。

ただし、フレームレートを上げるとGPU負荷が増加するため、ゲーム配信と併用する場合は、60fpsのままにしておく方が安全かもしれません。

トラッキング精度の設定も重要です。

VTube Studioは、ウェブカメラやiPhoneのFace IDからトラッキングデータを受け取りますが、精度を上げすぎると、わずかな顔の動きにも反応してしまい、アバターが落ち着きなく動いてしまいます。

適度なスムージングを適用することで、自然な動きを実現できるでしょう。

背景の透過設定も忘れずに行いましょう。

OBS Studioで配信画面を構成する際、VTube Studioの背景を透過させることで、ゲーム画面の上にアバターを重ねて表示できます。

VTube Studioの設定で「背景を透明にする」オプションを有効にし、OBS Studioでウィンドウキャプチャを使用する際に「透明度を許可」にチェックを入れることで、透過表示が可能になります。

配信レイアウトの構築

配信画面のレイアウトは、視聴者の視聴体験に大きく影響します。

ゲーム画面、アバター、チャット欄、配信者情報など、複数の要素をバランスよく配置する必要があるんです。

一般的なレイアウトは、画面の大部分をゲーム画面が占め、右下または左下にアバターを配置するスタイルです。

アバターのサイズは、ゲーム画面の邪魔にならない程度に抑えつつ、表情がしっかり見える大きさを確保します。

画面の1/6から1/8程度のサイズが、バランスが取れているでしょう。

チャット欄は、画面の右端または左端に縦長で配置するのが一般的です。

OBS Studioのブラウザソースを使用して、YouTubeやTwitchのチャット欄を表示できます。

チャット欄のフォントサイズや背景の透明度を調整することで、ゲーム画面を邪魔せずに、視聴者のコメントを確認できる環境を作れます。

配信者情報(チャンネル名、SNSアカウント、配信スケジュールなど)は、画面の上部または下部にテロップとして表示します。

常時表示するのではなく、配信開始時や休憩時に表示する方が、ゲーム画面を広く使えて視聴者にも好まれます。

OBS Studioのシーン機能を活用して、ゲームプレイ用シーンと情報表示用シーンを切り替えることで、柔軟なレイアウト変更が可能になるわけです。

トラブルシューティングと対策

トラブルシューティングと対策

配信中のフレームレート低下

配信中にフレームレートが低下する問題は、Vtuber配信で最も頻繁に発生するトラブルです。

原因は多岐にわたりますが、主な要因はCPUまたはGPUの負荷過多、メモリ不足、ストレージの速度低下などが挙げられます。

まずOBS Studioの統計情報を確認しましょう。

「表示」メニューから「統計」を選択すると、現在のCPU使用率、GPU使用率、エンコード負荷などが表示されます。

CPU使用率が90%を超えている場合は、エンコーダーをNVENCに変更するか、ゲームの設定を下げてCPU負荷を軽減する必要があります。

GPU使用率が100%に張り付いている場合は、ゲームのグラフィック設定を下げるか、DLSS 4やFSR 4を有効にして、GPU負荷を軽減しましょう。

特にレイトレーシングを有効にしている場合は、大幅な負荷増加が発生するため、配信中はオフにすることを検討した方がいいでしょう。

メモリ使用率が高い場合は、不要なアプリケーションを終了させることで改善できます。

特にブラウザは大量のメモリを消費するため、配信中は必要最小限のタブだけを開くようにしましょう。

それでもメモリ不足が解消しない場合は、メモリの増設を検討する必要があるかもしれません。

音声の遅延とノイズ

音声の遅延は、視聴者の没入感を大きく損なう問題です。

特にゲーム音とマイク音声がズレていると、視聴者は違和感を覚えてしまいますよね。

音声遅延の主な原因は、オーディオインターフェースのバッファサイズが大きすぎることです。

OBS Studioの設定で、「音声」タブの「サンプリングレート」を48kHzに設定し、オーディオインターフェースのドライバー設定でバッファサイズを128サンプル以下に設定することで、遅延を最小限に抑えられます。

ノイズの問題は、マイクの設定やケーブルの品質に起因することが多いです。

OBS Studioには、ノイズ抑制フィルターが標準で搭載されているため、マイク音声ソースに「ノイズ抑制」フィルターを適用することで、ホワイトノイズやハムノイズを軽減できます。

さらに「ノイズゲート」フィルターを併用することで、無音時のノイズを完全にカットできるでしょう。

それでもノイズが解消しない場合は、マイクケーブルの品質を見直す必要があります。

安価なXLRケーブルは、ノイズを拾いやすいため、Mogami 2534やCanare L-4E6Sなどの高品質なケーブルに交換することで、劇的にノイズが減少する場合があります。

アバターのトラッキング精度低下

アバターのトラッキング精度が低下すると、表情が正しく反映されなかったり、顔の位置がズレたりして、視聴者に不自然な印象を与えてしまいます。

トラッキング精度低下の主な原因は、照明環境の変化です。

ウェブカメラを使用している場合、部屋の明るさが変わると、顔認識の精度が大きく変動します。

配信用の照明を設置して、常に一定の明るさを確保することで、安定したトラッキングが可能になります。

リングライトやソフトボックスライトを使用すると、顔全体を均一に照らせるため、トラッキング精度が向上するんです。

iPhoneのFace IDを使用している場合は、Wi-Fi接続の安定性が重要になります。

PCとiPhoneが異なるWi-Fiバンド(2.4GHzと5GHz)に接続していると、通信遅延が発生してトラッキングがカクつくことがあります。

両方のデバイスを5GHz帯に接続することで、低遅延で安定したトラッキングが実現できるでしょう。

VTube Studioの設定で、トラッキングのスムージング値を調整することも効果的です。

スムージング値が低すぎると、わずかな顔の動きにも過敏に反応してしまい、アバターが落ち着きなく動きます。

逆にスムージング値が高すぎると、表情の変化が遅れて反映されるため、視聴者との一体感が損なわれます。

自分の配信スタイルに合わせて、最適なスムージング値を見つけることが大切です。

将来のアップグレード計画

将来のアップグレード計画

パーツ交換の優先順位

Vtuber配信用PCは、長期間使用することを前提に構築しますが、技術の進歩により、数年後にはスペック不足を感じる場面も出てくるでしょう。

その際、どのパーツから交換すべきかを理解しておくことが重要です。

グラフィックボードが最も効果的なアップグレード対象になります。

配信品質とゲームのフレームレートに直結するパーツであり、交換による性能向上が最も体感しやすいからです。

GeForce RTX 50シリーズの次世代モデルが登場した際、グラフィックボードを交換するだけで、配信環境を大幅に改善できるでしょう。

次に優先すべきはメモリの増設です。

32GBから64GBへの増設は、マルチタスク性能を大きく向上させます。

特に複数のゲームを同時に起動したり、配信しながら動画編集を行ったりする場合、メモリ容量の増加は作業効率の向上に直結します。

メモリは比較的安価にアップグレードできるため、コストパフォーマンスも優れています。

ストレージの増設も効果的なアップグレード。

2TBから4TBへの増設、またはセカンダリストレージの追加により、録画データや動画素材の保存容量を確保できます。

PCIe Gen.5 SSDが普及して価格が下がった際、メインストレージを交換することで、さらなる高速化も期待できるでしょう。

CPUの交換は、最も慎重に検討すべきアップグレードです。

CPUを交換する際は、マザーボードとの互換性を確認する必要があり、場合によってはマザーボードごと交換しなければならないこともあります。

CPUのアップグレードは、他のパーツをすべて交換しても性能不足を感じる場合の最終手段と考えた方がよいでしょう。

配信環境の拡張

PC本体のアップグレードだけでなく、配信環境全体の拡張も視野に入れておくべきです。

視聴者数が増えてくると、より高品質な配信が求められるようになり、周辺機器の充実が重要になってきます。

デュアルモニター環境の構築は、配信効率を大幅に向上させます。

メインモニターでゲームをプレイし、サブモニターで配信画面やチャット欄を確認することで、視聴者とのコミュニケーションがスムーズになります。

特に27インチ以上の大型モニターを2台使用すると、作業領域が広がり、配信準備や動画編集の効率も上がるんです。

照明機器の追加も、配信品質向上に効果的です。

リングライトだけでなく、キーライト、フィルライト、バックライトの3点照明を構築することで、プロフェッショナルな映像を実現できます。

特に顔出し配信や、実写とアバターを組み合わせた配信を行う場合、照明の質が視聴者の印象を大きく左右します。

配信用の専用マイクアームやショックマウントの導入も検討する価値があります。

マイクを固定することで、タイピング音や机の振動がマイクに伝わるのを防げますし、口元との距離を一定に保つことで、安定した音質を維持できます。

Blue Compass、Rode PSA1+などの高品質なマイクアームは、配信環境の見た目も向上させてくれるでしょう。

配信スタイルの進化に対応する

Vtuber活動を続けていくと、配信スタイルも進化していきます。

最初は雑談配信から始めても、ゲーム配信、歌配信、3Dライブ配信など、様々なスタイルに挑戦したくなるものです。

3Dライブ配信を行う場合、VR機器やモーションキャプチャーシステムが必要になります。

Meta Quest 3やVIVE XR Eliteなどのスタンドアロン型VRヘッドセットは、比較的手軽に導入できますが、より高精度なトラッキングを求めるなら、VIVE Trackerやモーションキャプチャースーツの導入も検討する必要があるでしょう。

複数人でのコラボ配信を行う場合、PCの性能だけでなく、ネットワーク環境の強化も重要になります。

複数のVtuberが同時に配信に参加すると、音声通話やアバターデータの同期に大量の帯域を消費するため、高速で安定したインターネット回線が必須です。

光回線の10Gbpsプランへのアップグレードや、Wi-Fi 6E対応ルーターの導入により、安定したコラボ配信環境を構築できます。

動画編集やサムネイル制作にも力を入れる場合、グラフィックタブレットや高性能なモニターの追加も視野に入れましょう。

Wacom Intuos ProやXP-Pen Artist Proなどのペンタブレットがあれば、オリジナルのイラストやアニメーションを制作できますし、4K解像度の色域の広いモニターがあれば、より正確な色調整が可能になります。

よくある質問

よくある質問

配信用PCは自作とBTOどちらがおすすめですか

配信用PCの選択は、あなたのPC組み立て経験と予算によって変わります。

PC組み立ての経験があり、パーツの相性やトラブルシューティングに自信がある方は、自作PCがコストパフォーマンスに優れています。

同じ予算でも、BTOパソコンより高性能な構成を組めることが多いからです。

一方、PC組み立ての経験がない方や、トラブル時のサポートを重視する方は、BTOパソコンを選択した方が安全でしょう。

BTOパソコンは、パーツの相性問題を気にせず、保証付きで完成品を手に入れられるため、配信活動に集中できます。

特にカスタマイズの自由度が高いBTOショップを選べば、自分の配信スタイルに最適化されたPCを構築できるわけです。

グラフィックボードはNVIDIAとAMDどちらを選ぶべきですか

Vtuber配信用途では、NVIDIAのGeForce RTX 50シリーズを選択することを強く推奨します。

理由は、VtuberソフトウェアのほとんどがNVIDIA GPUでの動作を前提に開発されているからです。

VTube StudioやAnimazeなどの主要ソフトは、NVIDIAのCUDAに最適化されており、Radeonでは一部機能が使えなかったり、パフォーマンスが出にくかったりする場合があります。

さらにNVENCエンコーダーの品質も、配信用途では大きなアドバンテージです。

AMDのAMFエンコーダーも悪くはありませんが、同じビットレートでの画質はNVENCの方が優れているともいわれています。

予算を抑えたい場合でも、GeForce RTX 5060Tiを選択することで、高品質な配信環境を構築できるでしょう。

メモリは32GBで足りますか

1080p配信を中心に行う場合、32GBのメモリで充分な性能を発揮します。

ゲーム本体、配信ソフト、Vtuberソフト、ブラウザなどを同時に起動しても、メモリ使用率が90%を超えることはほとんどないでしょう。

ただし、複数のゲームを同時に起動したり、配信しながら動画編集を行ったり、大量のブラウザタブを開いたりする場合は、64GBへの増設を検討した方がいいでしょう。

特に3Dモデリングソフトや動画編集ソフトを併用する配信者には、64GBの大容量メモリが必要になります。

将来的なアップグレードを考えて、最初から64GBを選択するのも賢い選択です。

CPUはIntelとAMDどちらがおすすめですか

配信用途では、IntelのCore Ultra 7 265K/KFとAMDのRyzen 7 9800X3Dが、それぞれ異なる強みを持っています。

ゲーム性能を最優先するなら、Ryzen 7 9800X3Dが最強の選択です。

3D V-Cacheによる大容量キャッシュが、FPSゲームやオープンワールドゲームで圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

一方、マルチタスク性能とAI処理を重視するなら、Core Ultra 7 265K/KFが優れています。

NPUによるAI処理の高速化は、Vtuberのアバタートラッキングや表情認識に効果を発揮しますし、高性能コアと高効率コアの組み合わせにより、効率的な負荷分散が可能です。

どちらを選んでも高品質な配信環境を構築できるため、予算と配信スタイルに合わせて選択すればよいでしょう。

配信用PCの予算はどれくらい必要ですか

Vtuber配信用PCの予算は、配信スタイルによって大きく変わります。

雑談配信や歌配信を中心に行う場合、GeForce RTX 5060TiとRyzen 7 9700Xの組み合わせで、20万円前後の予算で充分な性能を確保できます。

FPSゲームやアクションゲームの配信を行う場合、GeForce RTX 5070TiとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせで、30万円前後の予算が必要になるでしょう。

さらに周辺機器(マイク、オーディオインターフェース、照明、モニターなど)を含めると、トータルで40万円程度の投資が必要になります。

最高品質の配信環境を構築する場合、GeForce RTX 5080やRTX 5090、Ryzen 9 9950X3Dなどのハイエンドパーツを選択することになり、PC本体だけで40万円以上、周辺機器を含めると50万円以上の予算が必要になるかもしれません。

ただし、Vtuber配信用途では、ここまでの性能は必要ないため、30万円前後の予算で最適な環境を構築できると考えてよいでしょう。

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